社会的共通資本としての川 [ 宇沢弘文 ]

   

宇沢弘文 大熊孝 東京大学出版会BKSCPN_【高額商品】 シャカイテキ キョウツウ シホン ト シテノ カワ ウザワ,ヒロフミ オオクマ,タカシ 発行年月:2010年11月16日 予約締切日:2010年11月09日 ページ数:436p サイズ:単行本 ISBN:9784130302517 宇沢弘文(ウザワヒロフミ) 1928年、鳥取県生まれ。

1951年東京大学理学部数学科卒業。

スタンフォード大学助教授、カリフォルニア大学助教授、シカゴ大学経済学部教授、ケンブリッジ大学チャーチルカレッジOverseas Fellow、東京大学経済学部教授、同学部長等を歴任。

現在、東京大学名誉教授、日本学士院会員、慶友国際医療研究所社会的共通資本研究室長 大熊孝(オオクマタカシ) 1942年、台北生まれ。

1967年東京大学工学部土木工学科卒業。

1974年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。

工学博士。

同年新潟大学工学部助手、以後、講師、助教授、教授を経て、2008年同大学退職、新潟大学名誉教授。

2008年新潟日報文化賞受賞。

現在NPO法人・新潟水辺の会代表、日本自然保護協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 社会的共通資本としての川を考える/第1部 持続可能な治水と利水の実践(20世紀の河川思想を振り返る/水利文明伝播のドラマースリランカから日本へ/都江堰と2300年の水利ー四川省大地震からの復興/技術にも自治があるー治水技術の伝統と近代)/第2部 リベラリズムとしての脱ダム思想(コモンズにはじまる信州ルネッサンス革命ー「脱ダム」宣言のアスピレーション/脱ダムから緑のダムへーエコロジカル・ニューディール政策としての森林整備/吉野川第十堰と緑のダムー「流域主義」の視点から/宝としての球磨川・川辺川にダムはいらない/なぜダム建設は止まらないのか/八ッ場ダム)/第3部 コモンズによる川の共有(自然としての川の社会性と歴史性/川・魚・文化ー天塩川水系・サンル川から考える/淀川における河川行政の転換と独善/地方分権ー川を住民が取り戻す時代) 川は誰のものか。

川とそれを取り巻く住民に正面から向き合ってきた執筆陣が、先人の知恵をふまえながら、「脱ダム」思想の意義を論じ、コモンズによる川の共有を説く。

人と川との新しい付き合い方の提言。

本 科学・技術 工学 建設工学

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